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    『 風の時代を生きる 』

    ~ 気功の偏差について、イルチブレインヨガの体験記、その後 ~

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    2023-03-08 (Wed) 03:05

    韓国指導者教育 ④ 中編

    指導者とは何をする人なのでしょうか。
    スタジオで修練指導する人だと、普通は思うでしょう。
    それは、指導者の一面でしかありませんでした。
    指導者は、ススンニム(師匠)の弟子になるということです。

    原理勉強の時間に、こう言われました。
    指導者は天地気運(チョンジギウン)を伝える人です。
    天地気運の伝達者です。
    ススンニム(師匠)から天地気運を使える権能を与えられた人です。


    そして、この教育の中で身につける『心』がありました。
    それは、『合心大道(ハプシムデド)』です。
    師匠から降ろされたビジョン(大道)を、みんなで心を合わせて達成していくという意味になるでしょうか。

    *********************************************************

    1日目~3日目の夜、コップ修練がありました。
    スタジオで練習していた時は、ヒーリングルームで練習していました。
    副院長先生が、水の入った紙コップに頑丈にフタをして落ちても良いようにしてくれていました。
    紙コップに水は4分の1ぐらいの量が入っていました。
    それを頭の上に乗せて1時間、タントウコウの姿勢で立っていました。

    ところが・・・本番では、水は紙コップになみなみ入っていました。
    コップを持った時の重さがまず決定的に違っていました。
    もしそれが事前にわかっていたなら、同じ条件で練習したかったと思いました。

    結果はどうだったかというと、1日目と2日目は、すぐにコップは落ちてしまいました。
    落ちた後は、懺悔の心で正座するようトレーナー先生に言われました。
    大半の人は、コップを落とさないで1時間ずっと立っていました。

    そして問題の3日目の夜が来ました。
    さすがに危機感を感じていました。でも何故かリラックスもしていました。
    何か大きなエネルギーに包まれている中で、私はコップを頭に乗せて立ちました。
    少しずつコップがズレていくのを感じながらも、それを不安に思うことなく、1時間奇跡的に立つことが出来ました!
    もし、3回とも落としていたら条件付きの指導者になったと後々聞かされました。

    コップ修練はどれだけビジョンに集中できるか、集中力を養うためのものであることがわかったのは、後々のことでした。

    そして、この教育の山場の4日目の朝を迎えました。



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    最終更新日 : 2023-03-08