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    『 風の時代を生きる 』

    ~ 気功の偏差について、イルチブレインヨガの体験記、その後 ~

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    2023-01-10 (Tue) 00:00

    偏差編 ~最後に~

    中国では最初の2年間は、毎日2時間立つ練習(タントウコウ、立禅のこと)をすると教わりました。
    しかし、飽き性な日本人にそれをやらせてしまうと、生徒さんたちがみんな止めてしまうので、今のようなスタイルになったのだと。

    もし気功を始めて、気功の時間が終わってもぼぉっとしている、そしてその状態が戻らないと気づいたら、練功をいったん中止して下さい。
    とは言っても、気功で味わう非日常(変性意識)は中毒性があるので、なかなか止められないかもしれません。
    でも、私のように取返しのつかない状態になる前に、一旦離れて欲しいのです。

    ヨロイが脱げてしまって、ぼぉっとしている状態を元に戻すために有効なのは、有酸素運動やスポーツ、筋力を高めるトレーニングです。
    私は、その後、ヨガの世界で体を鍛えました。

    体を鍛えた後、昔していた気功をした時、全く違う体感に驚きを隠せませんでした。
    気功時代のぼぉっとしている状態で感じるエネルギーは、主に体の外側のエネルギーでした。
    合宿に行くと、ずっと生温い温泉に入っているかのような、エネルギーを感じ続けていました。

    それが・・・。
    まず、体をほぐしていく段階で邪気が抜けていくのが感じられます。
    邪気は冷たいエネルギーです。
    邪気が抜けていく時は、体がとても冷たくなります。時としてあまりの冷たさに震えるほどです。
    その後、経絡が疎通していく時は体が熱くなります。
    頭は、とてもスッキリします。
    私は、これが本当なのだと知りました。

    そして、体の中を流れる内気を感じることができるようになりました。
    内気(営気)は、磁気と電気を帯びていることも感じる取れるようになりました。
    体の向きを変えるだけで、内気の流れがどう変わったのか・・・それも感じられるようになりました。
    それだけでなく、人のエネルギーをリーディングすることもできるようになっていました。

    内と外が合わさったのです。
    (これは、気功で言われる 『内外相合』 とは違います)

    内と外が合わさって初めて、意識の開発に進めるようになりました。



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    最終更新日 : 2023-01-10