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    『 風の時代を生きる 』

    ~ 気功の偏差について、イルチブレインヨガの体験記、その後 ~

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    2022-12-31 (Sat) 07:19

    偏差克服への道 ② 不信の停止

    「気功を学びながら、気功から身を守る」ための方法として、私はT先生から 『不信の停止』という理論を教わりました。

    これは19世紀の演劇の理論だそうです。
    現代では、映画にたとえた方がわかりやすいと思います。

    映画を観る時、みなさんはそれが作られたものだとわかっていても、
    いったん、その考えを横において、
    実際の物語として受け入れて観ていると思います。

    そうして、主人公やその他の登場人物の感情に移入して泣いたり、感動したり、
    物語全体と一体化します。
    その感動が大きければ大きいほど、「この映画は良かったね」と思います。

    しかし、感動が大きすぎた場合、映画が終わっても、その物語がまだ続いているような気持ちになることがあります。
    仕事をしている時も、食事をしている時も、物語の続きを考えていたりすることってありませんか?
    これは、偏差と同じで夢の終わりから現実に戻っていない、気功で言えば収功が出来ていないことと同じなのです。

    上記で下線を引いている箇所が、「不信を停止している」ところになります。

    気功に当てはめると、

    気功の時間だけ、仮に気があるものと信じてやってみる。
    そうしたら、豊かな気の体験が出来る。

    気功の時間が終わったら、気を否定しても良いし、気功教師の悪口を言っても良い。

    と、そう教わりました。

    気功の時間は、疑う気持ちをいったん横において、とりあえずその通りやってみよう。
    すると、いつもとは違った体の感覚や、体験をしたりします。
    そして、気功の時間が終わったら、理性判断の左脳の働きを取り戻し、
    今日体験したことを振り返り、きちんと評価してあげることが大切です。

    気功の時間の時だけ、いつもとは違う非日常を存分に体験した後は、
    その非日常(夢)に終わりを告げ、日常に戻ってこなくてはいけません。


    ここが、とても大切なところです。




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    [Tag] * 気功 * 体験記 * 偏差 * 克服 * 不信の停止

    最終更新日 : 2022-12-31