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    『 風の時代を生きる 』

    ~ 気功の偏差について、イルチブレインヨガの体験記、その後 ~

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    2022-12-21 (Wed) 00:00

    偏差⑧ 「普通」がわからなくなる

    身体的偏差の内容に移る前に、気功にのめり込んでしまうと、『普通』がわからなくなる問題が起こります。
    これも偏差の1つに数えられると思います。

    月1回の大阪の練功会で、ある先生がS先生に相談していました。
    相談されていた先生は、子供が学校に行って帰ってくるまで、延々とスワイショウをしていると言われていた方でした。
    その方の相談に対して、S先生は、「早く普通に戻りなさい」と一言いわれただけでした。
    普通に戻る方法がわからないから相談しているのに、その答えが、「普通に戻りなさい」だったのです。

    私も、「普通」がわからなくなった人でした。
    気功では、どんな問題が起きたのでしょう。
    まず、服装の問題があります。
    気功愛好家が集まってどこかに出かける時、みんな申し合わせたように、上が白、下が黒という練功着のような恰好をしています。
    それを見た人は、どこかの怪しい集団と思ったに違いありません。
    そういったことから、気功合宿に参加する時、S先生は普通の人が着る服を着てくるようにと言われました。

    また、気功をやり過ぎると前頭葉の働きが悪くなり、いつもボーっとしていて、時間管理が出来ないようになります。
    世間の常識がわからなくなります。それで、簡単に人を傷つけるような言葉を平気で言えるようになってしまいます。
    他には、無気力になり、何をするのもおっくうになったりします。
    不眠症に悩まされたりもします。
    「普通がわからない」「普通に戻れない」というのは、気功病にかかったと言っても過言ではないように思います。



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    最終更新日 : 2022-12-23