月に1回、私は大阪で行われている練功会に参加していました。
ここは、日本でも珍しく心の原理も一緒に教えている気功のグループでした。
練功が始まる時間になると、S先生が前に立ち、
「気功態になってください」と言います。
そしたら、皆、足を肩幅に広げて気功が出来る状態になります。
感情も考えもない状態に。
何故それが可能になるかというと、
まず、練功を主催する先生が会場に入ってからするべきことは、エネルギー場を作ることです。
その会場に入ると、淡くてもエネルギーを感じます。
エネルギーを感じている時は、考えも感情もなくなるのです。
その練功会の参加者のほとんどが気功の先生なので、持っているエネルギーが違います。
それぞれの先生のエネルギーが大きいので、S先生の言葉ひとつで、
皆のエネルギーが1つにまとまり、密度の濃い気場が一瞬で作られます。
そのエネルギーの中にいて、そのエネルギーを感じるわけだから、
すぐに気功が出来る状態になれるのでした。
気功態になって、理性判断をする意識の門番(左脳)が眠りについた時に、
S先生は、「自分から縁を切ってはいけません。相手から縁を切ってくれるまで、『させて・頂く』練習をするんです」と言われました。
また、こうも言われました。
「自分から何かをすることは、破壊することと同じです」と。
意識の門番が眠っている状態で、言われた言葉は、そのまますっと潜在意識に入ってしまうのです。
これがインプリント(意識の刷り込み現象)です。
この時、S先生は、禁忌を犯してしまったのです。
気功は、『 今は、右脳を使って体験に没頭する時間 なのか、
左脳を働かせて話を聞く時間なのか、2つの時間を明確にしなければいけない 』というのに。
それで私はどうなってしまったのかというと、S先生の言葉に振り回される人生を送ってしまいます。
何かをしようとすると、「それは破壊することです」と、S先生の言葉が頭に響いて動けなくなりました。
そして残念なことに、その後のヨガの世界でも、会員さんの脳波が落ちている時に、
自分たちが有利になるような情報(原理)を刷り込む指導者もいたのでした。
会員さんの脳波が落ちている時に、自分たちにとって都合の良い原理を刷り込ませるために。
このことはヨガ編でも触れようと思いますが、自分の脳にどのような情報を入れるかは、
自分自身が決めるのであって、気功教師やヨガの指導者が決めることではありません。
気功教師やヨガの指導者が良いと思う原理でも、その人にとってそうとは限らないからです。
本人はそうではないと思っているのに、「そうだ」と思う言葉を刷り込まれると、
自身の中で闘いが起こり、パニックに近い状態になってしまうからです。
例え、自分の脳に入れる情報は自分が決めると思っていても、
ちょっとしたスキ(脳波が落ちている時)に、聞いてしまった言葉が脳に刷り込まれてしまいます。
気づいた時には、時すでに遅しということもあるのです。
ここは、日本でも珍しく心の原理も一緒に教えている気功のグループでした。
練功が始まる時間になると、S先生が前に立ち、
「気功態になってください」と言います。
そしたら、皆、足を肩幅に広げて気功が出来る状態になります。
感情も考えもない状態に。
何故それが可能になるかというと、
まず、練功を主催する先生が会場に入ってからするべきことは、エネルギー場を作ることです。
その会場に入ると、淡くてもエネルギーを感じます。
エネルギーを感じている時は、考えも感情もなくなるのです。
その練功会の参加者のほとんどが気功の先生なので、持っているエネルギーが違います。
それぞれの先生のエネルギーが大きいので、S先生の言葉ひとつで、
皆のエネルギーが1つにまとまり、密度の濃い気場が一瞬で作られます。
そのエネルギーの中にいて、そのエネルギーを感じるわけだから、
すぐに気功が出来る状態になれるのでした。
気功態になって、理性判断をする意識の門番(左脳)が眠りについた時に、
S先生は、「自分から縁を切ってはいけません。相手から縁を切ってくれるまで、『させて・頂く』練習をするんです」と言われました。
また、こうも言われました。
「自分から何かをすることは、破壊することと同じです」と。
意識の門番が眠っている状態で、言われた言葉は、そのまますっと潜在意識に入ってしまうのです。
これがインプリント(意識の刷り込み現象)です。
この時、S先生は、禁忌を犯してしまったのです。
気功は、『 今は、右脳を使って体験に没頭する時間 なのか、
左脳を働かせて話を聞く時間なのか、2つの時間を明確にしなければいけない 』というのに。
それで私はどうなってしまったのかというと、S先生の言葉に振り回される人生を送ってしまいます。
何かをしようとすると、「それは破壊することです」と、S先生の言葉が頭に響いて動けなくなりました。
そして残念なことに、その後のヨガの世界でも、会員さんの脳波が落ちている時に、
自分たちが有利になるような情報(原理)を刷り込む指導者もいたのでした。
会員さんの脳波が落ちている時に、自分たちにとって都合の良い原理を刷り込ませるために。
このことはヨガ編でも触れようと思いますが、自分の脳にどのような情報を入れるかは、
自分自身が決めるのであって、気功教師やヨガの指導者が決めることではありません。
気功教師やヨガの指導者が良いと思う原理でも、その人にとってそうとは限らないからです。
本人はそうではないと思っているのに、「そうだ」と思う言葉を刷り込まれると、
自身の中で闘いが起こり、パニックに近い状態になってしまうからです。
例え、自分の脳に入れる情報は自分が決めると思っていても、
ちょっとしたスキ(脳波が落ちている時)に、聞いてしまった言葉が脳に刷り込まれてしまいます。
気づいた時には、時すでに遅しということもあるのです。
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最終更新日 : 2022-12-23