『 風の時代を生きる 』

時は２０１４年４月２５日。
院長が、２８日に千回バウをすると言いました。

その日は、朝スタジオに集まってオンラインの勉強会、夕方から零時近くまで仕事が入っていました。
そこに千回バウをすると、私は休みがありません。

しかしこの時の千回は特別な意味合いがありました。
２人のチャクラヒーラーが千回に初挑戦するということでした。

主幹は院長、他の参加者は核心会員でありチャクラヒーラーの大先輩であるJさん、
そして後輩のスタッフ先生でした。
問題はJさんは、調子の良い時と悪い時の落差が激しく、
後輩のスタッフ先生は、自分の体に引っ張られてしまう・・・。

初挑戦の２人が崩れそうになった時、それを立て直せるのは自分しかいないことを知っていました。
だから、千回バウは「する」と選択しました。

しかしその夜です。
やっぱり・・・どうしても千バウの後の仕事はキツイと感じた瞬間、花火が３連発上がってしまいました。

「仕事に行きたくない！」「仕事に行きたくない！」「仕事に行きたくない！」と。

そして２８日、千回バウを無事終えた後、私は携帯を見て見ました。
店長からメールが届いていました。

「今日、お店を休んで下さい。実は自分がバイク事故にあって入院しました」

瞬間、「私のせいだ」と思いました。
そして、院長は気づいていたようです（それから後は、私が仕事の時は千回バウはしなくなりましたから）

私は疑問に思いました。
「宇宙が私の願いを叶える方法は、星の数ほどあったはずなのに、何故、この方法を選んだのだろうか？」と。
私はこの後、しばらくの間、心を使う練習は怖くてできなくなりました。

店長が退院されてから聞いたところによりますと、
毎晩深夜３時頃にバイクに乗って、ラーメンを食べに行く習慣があったとのことです。
その日は大雨で行きは良かったのですが、帰りは前が見えず路肩にバイクが挟まり転倒、
右足の皮膚がぺろんとめくれたのだそうです。骨折はなかったようです。
救急車に運ばれ病院に着いた時、形成外科の先生が当直でいらっしゃって助かったと言われました。

それから数年後、『無意識を鍛える』で有名な梯谷 幸司先生のYoutube動画で
梯谷 幸司先生は、こう言っておられました。

「宇宙は手っ取り早い方法で願いを叶えます。
人の命を簡単に賭けます」と。

私はこれを聞いて腑に落ちました。

あれから９年の月日が経とうとしています。
今では心の力を使って願いを叶えることはなくなりました。

意識が次の段階に進むことができたからです。

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