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    『 風の時代を生きる 』

    ~ 気功の偏差について、イルチブレインヨガの体験記、その後 ~

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    2023-03-26 (Sun) 03:06

    『会員さんがリラックスを思い出した日』

    ある日の朝、院長が用事で出かけることになりました。
    それで、午前中の修練を私がすることになりました。

    メンバーは、ゴールド会員さん、チャクラヒーラー合わせて数名でした。

    チャクラヒーラーのWさんから、丹田たたきが始まりました。
    私は、そばで会員さんの丹田たたきを見ていました。
    皆、一生懸命元気にしているのですが・・・すごい力が入っているのです。
    そばで見ていて、心が痛みました。
    自分の体に集中することは、力を入れることではないからです。

    そうしたら、突然、私自身が気功モードになりました。
    自分の防御を解いたのです。
    今日、修練に来られている会員さんは、ゴールド会員さんとチャクラヒーラーのみ。
    皆、エネルギーが高く大きい人たちばかりです。
    そこに、修練の主幹者である私が防御を解くことで、
    大きな気場(エネルギー場)を作り出すことができました。

    私は、「今日は会員さんに、このエネルギー場の中で、自分の修練をして貰おう」と思いました。
    エネルギー場を形成すると、丹田たたきから腸運動に移る時、
    腸運動からブレイン体操に移る時、そして最後までエネルギーが途切れないのです。
    会員さんは、ずっとエネルギーを感じながら自分の修練をすることが出来るのでした。

    実は、これが気功なんです。
    私は、イルチブレインヨガの内容を気功でしたということになります。

    そうしたら、どうなったでしょうか?

    分かち合いの時、会員さんの顔を見てびっくりしました!

    みんな、温泉に浸かってすっかり疲れた取れた!みたいに
    ほっこほっこになられていたのです(本当に湯気が立っているようでした)。
    顔は湯上りのようにピンク色で血色がよく、お肌もピカピカ。

    その分かち合いは、皆が皆、同じことを言いました。

    「久しぶりにリラックスができました。ありがとうございました。」

    その時、スタジオの院長は毎日、どんな修練をしているのだろう・・・と思いました。

    リラックスが出来たということは、体がゆるんだということです。
    「ゆるむ」の語源は「ゆるむす」つまり「ゆるす」から来ています。

    気功はみんなで一緒にやりますが、各自、自分の練功をしているのです。
    それが許される時間。
    ずっとエネルギーを感じて練功できるから、深い体感が得られるのです。

    逆にこのヨガは院長の思う通りの修練をしないと、メント―というのが入ります。
    自分の修練をすることが許されない。
    だから気功のように、精神が充足するような深い体感を得ることが出来ないので、
    真の意味で満足できないのです。
    でも終わった後は、体がスッキリして元気になるから、
    「やっぱり来ないと」と思ってしまう。
    その葛藤がストレスを生み出してしまうのです。

    ※ 気功は体をゆるめて、心と体と呼吸をリラックスさせていきます。
    体をゆるめていく時、右脳が優位になり副交感神経も優位になります。
    副交感神経が優位の時に、心身の不調が良くなっていくのです。

    イルチブレインヨガは、それとは全く逆のことを行います。
    特に脳波振動(ネッパジンドン)で、脳幹を活性化させることで
    心身の不調を改善していくことを目的としています。

    そして、気功の目的もまた、「脳幹を目覚めさせる」ことだったのです。





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    最終更新日 : 2023-03-26