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    『 風の時代を生きる 』

    ~ 気功の偏差について、イルチブレインヨガの体験記、その後 ~

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    2022-11-19 (Sat) 08:55

    観察の講座

    2002年9月4日、初めて気功を体験し即入会した私は、翌年3月には、某NPO法人が主催する気功の講座に参加するようになっていました。
    (私の偏差が悪化したのは、こちらに通うようになってからです)
    そこは、気功の先生方が来る場所でもありました。気功1年生の私がついていけるのか、とても心配でした。

    ここでは、野口整体と気功をミックスしたものを教えていました。
    野口整体というと、『 ザ・観察 』という言葉しか出てきません。
    もともと、気功は観察力に欠けていると聞いたのですが、そこでの野口整体・・・主なもので『 愉気(ゆき)法 』を学んだり、『 観察の講座 』に参加したことで、観察の基礎が身についたのかもしれません。

    その頃は、月1回、講座に参加するようになっていました。
    参加した講座の中に、『 観察の講座 』があります。
    野口整体の創始者である野口晴哉氏は、「治療とは何もしないことである」という言葉を最後に治療家をやめられたと聞きました。その意味は今でもわかりませんが、ひょっとしたら・・・と思うことがこの講座で起こりました。

    観察の講座では、ペアを作り、観察される人と観察する人に分かれました。
    観察する人は、相手をありのまま観て、それをメモしていきます。例えば、右の耳が上がっている。左手が長い。右肩が内に入っている等々・・・。
    その後、背骨の観察になったのですが、私は背骨はよくわかりませんでした。

    それで、どうなったのかというと、観察された方のバランスが良くなっていたのです!
    左右の耳の高さも揃い、手の長さも揃い、肩も真っすぐになっていました。

    ありのまま観察したら、体が元に戻った(本来の姿に戻った?)。

    今、その時のことを振り返り書いていて、気づきました。
    私は、医療従事者で一日の外来患者数ー1200人という急性期病院に勤めているのですが、
    終業時間になるころには、心も体も精神もくたくたになっています。
    エネルギーを使い果たしているので、さまざまな考えや感情に揺さぶられています。

    でも、もし・・・日々の現象をありのまま見つめることができれば、
    本来、あるべき姿を目にすることが出来るのではないか?
    そして気づいたのです。「ありのまま」を見たくない理由に。
    起きた出来事に対して、いろいろ意味づけして楽しんでいるということに。



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    [Tag] * 気功 * 野口整体 * 愉気 * 観察

    最終更新日 : 2022-11-19